『CRY...涙の夜』
北の街のホテル
都会の喧噪に疲れた僕らは小さな安らぎを求めた
弱々しくも 月明かりに映る水面を見つめながら君は言ったね
"このまま堕ちて行くのも あなたとなら怖くはないわ"
Cry...僕は君に何を言わせているんだ
Cry...僕の背中が小さくて 君の背中が哀しくて
Cry...僕の涙が止まらない
君を抱き寄せた
二人が不幸の中にいても一人きりじゃないから
部屋の中の小さなランプ 小さな灯火に願いを込める
"このまま永遠に...このまま永遠に...."
Cry...その先の言葉が見えない
Cry...その先の幸せが見えない
Cry...君の頬を伝う涙が哀しい
今は君を抱きしめる事しかできない