back stage pass

真夜中に...想い出ばなしと…だらりんちょ

2022-01-01から1年間の記事一覧

#191 泥酔

『泥酔』 助けて… 世の中に出て初めての洗礼 新入社員歓迎会という名のイジメ 高校を卒業してしまえば未成年でも飲酒は黙認されるような時代 昔はこんな飲み会が当たり前だった。 殆ど酒が飲めなかった俺はスグに酔いが回り泥酔した。 酔っても酔っても酒を…

#190 12時になる前に

『12時になる前に』 気のない素振りをして他の誰かと話をしたり ドライブに行ってもあなたは知らないのね 私はガラスの靴を無くしたシンデレラ 12時になる前に好きだと言ってよ 嘘でもいいわ 何よりもお前が必要だと言ってくれるなら 何もかも捨ててあなたの…

#189 歩いていこう

『歩いていこう』 青く澄んだ空に続く長い坂道 夏の太陽に作り出された蜃気楼の中をいつも2人で歩いたね 思い出がたくさん詰まったこの長い坂道 いつも同じ時間を過ごしてきた優しいキミは ボクの全てを変えた人 ボクにはもったいないくらいの人 キミをずー…

#188 小さな願い 叶わぬ願い

『小さな願い 叶わぬ願い』 キミとの事誰かに話したかった ボクの想い誰かに聞いて欲したかったのか? 違う! この想いはキミに届いて欲しい そして抱き締めて欲しい それはとても小さな願い。 それはとても叶わぬ願い。 穏やかに一日を過ごしては夜一人寄せ…

#187 need

『need』 愛する事と愛される事 必要とする事と必要とされる事 欲しいものと欲しがられる事 触れたい事と触れられたい事 似ているようでそれは全くの別世界 誰もいない夜 私は自分で自分を傷つけてしまいそうになる 表立った傷はないけれど 何も無かった様に…

#186 ROND

『ROND』 遠い記憶の中 引き裂かれるドレス 血まみれの床の上 不気味な笑いを浮かべて 闇の中に消えて行く 俺の体を蝕んで行く 本当の姿をした俺が鏡の向こう側で笑っている 屍と化して行くこの世界で この体が求めるのは 甘い刹那的快楽のROND 酔いしれたい…

#185 can't stop

『can't stop』 流れる時間を止める事は出来ない 当たり前の事だね 戻したい時間 止めたい時間 無理な事だから流れる時間の中で今を大切に過していきたい 明日、この街に桜が咲くよ キミと歩きたい桜並木

#184 願い

『願い』 ボクは今、本当に辛い。 そっとでいい 少し隣で手を握ってくれないか? そっとでいい 少し隣で一緒に眠ってくれないか?

#183 TMF

『TMF』 ー卒業記念にジュンがバンドメンバーミックスして大会に出ようって言うからね。良かったら見に来てよ ーうん。行けたら行くね ーおう。 高校の卒業式を目前にしてた頃、ジュンから連絡が入った。 東京に行く前にもう一度バンド組んで10代限定のコン…

#182 それでも生きて行く

『それでも生きて行く』 淋しいコトバが降り続くこの街に今一人 声にならない思い1つ 声を出して泣く事すら拒んで...いったいボクの毎日は何なんだ? ああ、わからない 冷たくて孤独な街 ああ、教えてくれ ボクの居場所はドコにある? 孤独を愛したまま 冷た…

#181 bye bye

『bye bye』 bye bye 忘れてしまうしかない想い出たちに bye bye 忘れてしまうしかない仲間たちに

#180 告白

『告白』 ”すき”そう言ったのはキミだったね 嬉しかったのを今でも覚えているよ いつからだろう心が離れ始まったのは ボクはキミを信じていたんだよ キミと逢えた事はとても素晴らしい事でありとても苦しい事なんだね ”すき”が”さようなら”に変わったあの日…

#179 偽りの自分

『偽りの自分』 さよならが恐くないと思った夜 自分が嫌いになった。 そんなに簡単に冷められるボクは偽りの自分 けれど、今の状況じゃそう思うしかないんだと思ってる 偽る自分を消し去りたい。

#178 サンタクロースの涙

『サンタクロースの涙』 明日はクリスマスイブ ポストに赤いサンタクロースの手紙 差出人はマミ 便箋にはマミの綺麗な文字が並んでいた。 親父が倒れた事と5時間待った話をチカコから聞いた事 俺のそばにいたかったけど自分じゃどうしようもなかった事 推薦…

#177 more

『more』 それでもやっぱりキミが好き たぶん1年前よりキミが好き きっと1年後はもっとキミが好き 早く春になればいいね

#176 もうわからないよ!

『もうわからないよ!』 もうわからないよ! ボクはどうしたらいいんだ? もうわからないよ! ボクはどこに向かえばいいんだ? 誰も導いてはくれない 誰も背中を押してはくれない みんな誰かを守っている みんな誰かを守っている ボクは誰を守っている? も…

#175 永遠

『永遠』 自分でも時々解らなくなる こんなにもキミを好きでいるボク自身が解らなくなる キミは幸せにあいつと過ごしているというのに 叶う事のない夢見ている… 不思議で 悲しくて 情けなくて たくさん悩んで 苦しい想い今もなお消えることないなんて 届かな…

#174 I Called her but couldn't get through

『I Called her but couldn't get through』 キミの家に電話をかければ「今、出かけています」 門限が厳しい家なのに出かけてるって理由...何だか振られた気分になるよ もう1ヶ月以上逢ってない もう1週間以上キミの声を聞いてない 電話くらい掛けてきてよ 1…

#173 時間が追いつかない

『時間が追いつかない』 話した事がたくさんあるのに… 時間が追いつかない… 今、自分を見失いかけている ボクは何の為に鼓動をしている? 逢いたい。

#172 winter days…I miss you

『winter days…I miss you』 この季節になると会えなくなるのはわかっていた。 今のキミにはボクより英単語の方が大切 もっと逢っていればよかった。 もっとキミを求めていればよかった Missing you…

#171 不安を乗せて

『不安を乗せて』 いつものように電車が出る 何でもない発車のベルなのに… 二度とここには戻って来れなくなるようで ドアが閉まる ボクとキミを切り裂くかのようだ ドコか遠くへ行きそうで とても恐くて、外を見ているのがやっとだよ もう、戻れないような気…

#170 誰も知らない

『誰も知らない』 親父が倒れた。 みんな知っている。 生死を彷徨っている。 これもみんな知っている。 これからきっと、俺たち家族は大変な思いをするだろう。 みんな覚悟している。 そんな中で俺1人進学をして良いのだろうか? 上京して掴み所の無い音楽の…

#169 a story packed with lie

『a story packed with lie』 恋人同士はいつでも逢えるなんて嘘だと思った。 逢いたい そう思うと逢えない時間がもどかしく、不安になって行く 何でもない電話の声に奥病になって行くのはナゼ? お互いにわかり合ってるなら...ボクはどうしたらいいのだろう…

#168 5時間の待ちぼうけ

『5時間の待ちぼうけ』 じゃぁ、駅のいつもの場所で待っているね。 そう言い残して電話を切ったのが2日前 模擬テストは12時過ぎに終わるからって言ってたね だからその時間に約束の場所で待っていたんだ。 会えたらね、報告する事があるんだ。 どんな言葉で…

#167 不安

『不安』 その事務的な電話の声はそこに皆がいるから? それとも・・・そこに誰もいなくても? 解っているはずなのに、どうしてだろう?すごく不安になる シャレにならない位に辛く切なくなる 何日も逢える事無くて... 私の存在はあなたにとって一体何なのか解…

#166 模擬テスト

『模擬テスト』 この前の結果も…良くないの。 だから、タカシくんの引退コンサートに行けないかもしれない。 結果が良くないなら仕方がないよ だから、俺の引退コンサートに来なくても大丈夫だよ。 ごめんなさい…私… 謝らないで…泣かないで あ、近いうちに報…

#165 抱きしめたい

『抱きしめたい』 キミの肌の温もりを感じたい キミの吐息がボクの世界を支配する距離で抱きしめたい キミの瞳を独占したい キミの鼓動がボクの鼓動とリンクする距離で重なり合いたい ボクたちを隔てるものは全て捨ててしまいたい ボクたちを繋ぎ合わせる全…

#164 やさしいね

『やさしいね』 何気ない話の中でまた一つキミの優しい心に触れました それはキミにとっては何とも無い事なのだろう ボクは自分の事で精一杯の毎日 周りの事をそんな風に思っている余裕がなかった 本当に何気ない事なのかもしれないけれど今日とても暖かくな…

#163 一駅歩こう

『一駅歩こう』 ーよかった…いてくれた コンサートホールがあるビルの1階 数多いエレベータ前、終演後は観客と出演者でごった返している あまり影にならないところで、でも目立たない場所でマミを待っていた。 エレベーターは忙しそうい上に行っては降りてく…

#162 tadashi

『tadashi』 ビックリしたぜ いきなり歌い出すとはな ジュンと2人 顔を見合わせてキョトンってしてしまったよ 黙々とベースを弾いている姿 あれは偽りの姿かい? まぁ、どっちもお前なんだろうけどな