『昔の私と今の私 -香-』
昔の私。
前の私ならこういうことで怒ったり
自分の世界から嫌なことは抹消したり
逃げるということじゃないんだけど
相手にしないとかね。
今はそうじゃないな。
深く相手を知ろうとすることができる
裏の裏を見て探るということでもなくて
相手の持っている感情をどこかで引っ張り出して
わかってあげたい気持ちがある。
私にしか理解できないことを理解してあげたい。
それは歪んだものであっても
私の気持ちがまっすぐであれば
時間がかかってもなんとかなるって。
そうなるまでに
私がそんなオトナの気持ちになれるまでに時間がかかったけれど
まわりのみんながみんなそうではないと思うけど
何も経験していない人生は
ある意味 不幸せなのかもしれない。
だからって私が幸せだということでもない。
でも彼と出逢えたことは私の中の幸せのひとつに入っている。
いろんなカタチの恋愛を批判する人達は幸せじゃないんだね。