『umbrella』
傘を一つ 傘を二つ 傘を三つ
ボクはボクの道に広げながら
幾度と無く雨の中を歩いてきていた
傘を一つ 傘を二つ 傘を三つ
あなたもあなたの道に広げながら
幾度と無く雨の中を歩いてきていた
傘を開く度に悲しみが訪れて
涙の数だけ傘は広げられ…
きっと晴れる日が来るんだと空を見上げては…傘を道端に飾りながら生きてきた
2つの道はやがて1つの道になって
2人で傘を広げて歩いてきた
傘なんかいらないんだと思いながら
そして今はお互いに背中しか見えていないボクたち
傘をさした後姿なんか見たくないのに…
傘を四つ 傘を五つ 傘を六つ
ボクは後どれだけ道に傘を広げて生きて行かなくちゃいけないのだろう?
今夜も道端に傘を広げてボクは眠りにつく